公道で最もエキサイティングなスーパースポーツ
PC40の後後期型に乗ったのでインプレします。
アクセルを開けた瞬間あなたをスーパースポーツど真ん中の世界に連れてってくれます。ミドルクラスのスポーツバイクはたくさんありますが、このバイクが最も速く安全に走れるバイクだと思います。
〇気に入っているところ
・最高に回せるエンジンと一体感のあるシャシー
89kW/14250rpmの最高出力を誇るとっても高回転高出力なエンジンです。私はホンダの四気筒はモーターのようにスムーズな回転と思っているのですが、このエンジンからはそれを強く感じます。650R系のエンジンはツアラー寄りの性格ですが、こちらはどこまでも突き抜けるようにスムーズに回転してくれる完全なスポーツエンジンです。そのフィーリングはまさに快楽そのもの。
シャシーも抜群に良くて、CBR600RRってここが一番好きで、シャシーがイマイチなバイクだと乗り物に乗ってるって感じなのですが、このバイクは体とバイクが一つになったように感じます。アクセルを開けるとバイクが空気と燃料を吸って、エンジンが爆発でパワーを生み出し、ミッションがパワーをタイヤに伝えるその一つ一つを自分の意志で行っていることを強く感じることができます。
・正確無比のコーナーリング
ホンダといえばバイクが自分の行きたい方向をわかってくれているかのような操縦性の良さです。行きたい方に視線を向けたら自然とそちらの方に自然と曲がってくれます。ポジションもそこまできつくないので長く楽に速く峠を駆け抜けることができると思います。
・足つきがとてもよい
私は身長164cmで、このバイクのシート高は820なのですが、シート形状がスリムなので非常に足つきがいいです。片足ならべったりつくので立ちごけの心配は小さいです。シート高だけ見ると結構高めな印象を受けるのですが、乗ってみると本当に足つきいいんですよね。スーパースポーツってデザインは好きなんだけど足つきがな～って方におすすめです。
・TFTメータが素敵
SC77のメーター見たときになんてカッコいいメータなんだって感動してましたが、600CCにもその感動が下りてきてくれました。タコメータ、速度計があれば十分なのですが、色々映ってるとなんだか先進感あって心躍りますよね
・純正のシートヒーター
デイトナ675Rに乗ってたこともあるのですが、センターアップマフラーって冬でもあったかくて身体冷えなくていいんですよね（笑）特にシートが暑くて辛いとか感じたことないですね。渋滞はまると大型4発フルカウルなのでベリーホットです。
〇気になるところ
・ウイングレッドの損傷がちょっと心配
足つきはいいのですが、あくまで二輪車です。うっかり立ちごけしたときにウイングレットが折れてしまうのがちょっと心配です。スタンドかけた状態での乗り降りはマストで、押し引きするときも万が一右手を話してしまった時のために一速いれたまま取り回しするのがおすすめです。
〇まとめ
目的地も決めず、朝から晩まで峠を走り回りたい。そんな人にお勧めのバイクです。安全に速く正確にライダーの意志をくみ取り高次元の喜びをくれること間違いなしのバイクです。
普段CBR600F4iにも乗ってるのですが、Fのころから圧倒的にスポーツ性能進化していますが、Fの万能性も失われずに進化していることをとてもうれしく感じました。
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